About

“森に人があつまると 森がよろこぶ”

「休日うら山フェスティバルチャイムの鳴る森」は、森と人とを繋ぐイベントです。

現在日本のあらゆる場所で「里山」の宅地化・放置が問題になっています。

かつての里山は薪や炭、食料を採るために人々にとってとても大切な場所でした。

けれど燃料革命・化学肥料の普及などにより経済価値をなくした里山は

次々と宅地化されたり、または誰の手も入らない放置林となりつつあります。

奈良県王寺町・上牧町にまたがる里山「陽楽の森」もそんな放置された里山の一つでした。

暮らしの変化によって価値を見いだす事が難しくなった里山の一つである

「陽楽の森」を舞台にイベントをすることで、

多くの「街に住む方々」に、里山、自然を身近に感じていただこう、

そして更に日本の抱える「林業」の問題にも少しだけ目を向けてもらおう、

そんな思いからこの企画がもちあがりました。

森の中で過ごす楽しい２日間が、

皆様にとって心に残る思い出になること、そして、

これからの日本の自然について考える小さなきっかけとなれば幸いです。

今年もご来場をお待ちしております。